「歩くこと」は、最も身近で手軽に始められる健康習慣の一つ。ただし、その効果を十分に得るためには、自分の“足”を正しく知り、適した靴を選ぶことが大切です。靴が合っていないと、歩きやすさや疲れにくさにも大きく影響します。
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そこで今回はミズノオオサカ茶屋町に伺い、最新技術を利用し足の形を立体的に測定できる足の3D計測「ミズノフットケアステーション」を体験しました。より快適かつ効果的に歩くためのヒントとして、その様子をレポートします!
今回計測およびお話をしていただいた人
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ミズノオオサカ茶屋町 ミズノアベール店舗販売部 西日本AT販売課/芳邨 徳家 さん
NPO法人オーソティックスソサエティー認定 B級フットコントロールトレーナー取得。ウォーキングを中心に、各競技のポジションや内容に合わせてシューズフィッティングやインソールを作製するとともに、歩行姿勢や身体の使い方等のアドバイスでサポート。2013年より現職。
足の3D計測「ミズノフットケアステーション」とは
意外にも多くの方が自分の足のサイズを正確に把握できておらず、サイズが合わないと、動きづらさや足への負担、ケガの原因となります。さらに、サイズが合っていても、歩き方のクセやバランスの偏りによって、本来のパフォーマンスを発揮できないこともあります。こうした問題は、「インソール」で調整することで改善が期待できます。
ミズノフットケアステーションでは、目的に合わせて靴選びからインソールの調整までトータルでサポートし、一人ひとりに合った最適な一足を提案してくれます。
いざ体験!
(1)お悩み相談
まず、自分の足についての悩みを聞かれたので、足長※がとても小さく、靴選びにいつも苦労していることを伝えました。
※足のサイズ
(2)自分の足を知ろう!
専用の測定器「Foot Navi」で足型や足圧を測定します。測定器の台に乗るだけで、約30秒で結果が横にあるパソコンに表示されました。
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測定結果をもとに、私の足について詳しく説明してもらいます。
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・足長の左右差は0.3cmで正常範囲内※1。
・足長が小さく、足幅も細いため、靴選びが難しい。
・踵の傾斜角度では、右足が内側に傾く傾向があり、右足の靭帯が弱いことを示している。(実は幼い頃に靭帯を傷めたことがあるのです…)
・圧力分析では、長年合わない靴を履いていた影響で、足の横アーチ※2が弱くなり、足指が浮いて親指以外が写っていない。
※1:足長の左右差が1.0cm以上ある場合、靴はオーダーメイドになるそうです。
※2:足の裏にある指の骨格を形成するアーチのこと。
(3)動作確認
目的に合わせた体の動かし方やクセを確認してもらいます。今回は「歩くこと」が目的なので、歩行や足踏み、片足立ちなどを行い、歩幅やふらつきなどをチェック。私はやはりケガの影響か、右足にふらつきが見られました。
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(4)自分に合った靴選び
計測結果からJIS規格※も算出されるため、それに合った靴を何種類か提案してもらい、その中からデザインが好みの靴を選びました。その靴がこちら!
※JIS規格:足長や足幅などによる適用サイズのこと。
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また、私は右足の傾きと足の横アーチの衰えがあるため、インソールでこれらを調整していきます。
(5)インソールの調整&作製
足を触りながら筋肉の動きを確認してもらいましたが、私は筋肉が硬くなるほどではなかったため、インソールは薄いもので十分対応できると、少し安心の一言をいただきました。さらに、右足の傾きについては、インソールの内側部分を他より厚くすることで補えるそうです。大まかに決まったところで、ベースとなるインソールに足の骨格部分の印を付けてもらいます。
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その印に合わせてソルボセインという衝撃吸収素材の人工筋肉を切り取り、インソールの必要な部分(厚みを出したいところなど)に貼り付けていきます。
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(6)自分だけの一足が誕生-
職人技で、たった30分ほどであっという間に完成しました。早速選んだ靴に完成したインソールを入れて、(3)と同様の動作確認をしてもらいます。
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足が靴にとてもフィットしていて、まるで靴を履いてない感覚…!ここまで歩きやすいのは初めてでした!この靴なら、長距離のウォーキングでも疲れにくそうです。靴選びは本当に大事ですね。今回の計測は無料サービスなので、ぜひみなさんも気軽に試してみてほしいです。
※靴は本体価格、カスタムインソールは¥8,800-(税込)
知っておきたい靴の知識
その1:合ったサイズの選び方
足の3D計測機がない店が多いため、自身で足長を合わせる場合は、靴からインソールを取り出し、その上に片足で立ちます。このとき、つま先から10~15mm(女性の親指幅や男性の人差し指幅ほど)余裕があり、靴の中で足の指を動かせることがポイント。
靴は必ず試着して歩き、体重をかけてしっくりくるか確かめましょう。
その2:正しい履き方(紐靴の場合)
①まず椅子に座る
②全ての紐を緩めて履き口を広げる
③踵を踏まずに靴べらを使って足を入れる
④踵をしっかり合わせて紐できちんと足を固定する
日本人は草履を履く文化があり、「座って靴を履く」人がとても少ないそうです。(実際、私もほとんど座って靴を履くことがありません…)
その3:紐の結び方
芳邨さんおすすめの、より靴が脱げにくくなる紐の結び方をご紹介します。簡単にできるので、ぜひ動画でチェックしてみてください。
靴選びに悩みがある人へ
今回、自分の足を“見える化”したことで、今まで気づかなかった特徴やクセが明らかになりました。合わない靴を履き続けると、足に負担がかかることもあります。一度、自分の足と向き合ってみましょう。「歩くこと」がより楽しくなるはずです。