11月15日(金)、日本生命病院(大阪市西区)で実施された「2024年度 日本生命病院 糖尿病フェア」へ参加してきました。
このイベントは、毎年11月14日のWorld Diabetes Day(旧：世界糖尿病デー)にあわせ、日本生命病院が一般の方を対象に、糖尿病について学び、予防に役立てる目的で実施しているもので、当日は多くの方で賑わっていました。今回はそんなイベントの様子をご紹介します！
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公益財団法人 日本生命済生会 日本生命病院
1924年7月、財団法人「日本生命済生会」設立。日本生命本館内に事務所を設置して診療を開始。1931年6月、名門緒方病院の土地・建物を継承し、大阪市西区新町に「日生病院」を開院(当初は24床で開始)。2018年4月30日、大阪市西区江之子島に新築移転。病院名称を「日生病院」から「日本生命病院」に変更し、現在に至る。
所在地｜〒550-0006大阪市西区江之子島2丁目1番54号
病床数｜一般350床
診療科｜
循環器内科、消化器内科、内分泌・代謝内科、呼吸器・免疫内科、血液・化学療法内科、脳神経内科、腎臓内科、消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科、心臓血管外科、産婦人科、小児科、神経科・精神科、脳神経外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉・頭頸部外科、形成再建外科、放射線診断・IVR科、放射線治療科、麻酔・緩和医療科、リハビリテーション科、救急総合診療科、検査診断科、病理診断科、予防診療科
診療センター｜
救急総合診療センター、がん治療センター、女性骨盤底センター、糖尿病・内分泌センター、消化器内視鏡センター、血液浄化センター、脳機能センター、乾癬センター、ニッセイ予防医学センター
その他｜
病院機能評価認定病院（3rdG:Ver.2.0）
ジャパンインターナショナルホスピタルズ（JIH）推奨病院
卒後臨床研修評価機構（JCEP）認定病院
人間ドック・健診施設機能評価認定病院（Ver.4.0）
DPC対象病院
大阪府がん診療拠点病院
地域医療支援病院
＜日本生命病院 公式WEBサイト＞
いざ！イベント会場へ！
イベントは11：30～13：30の時間帯で行われましたが、開場前から参加を希望される方が入口に並び、開始と同時に多くの方がお目当てのブースへまっしぐら！
どのブースもあっという間に列ができ、参加者のみなさんの意識の高さが伺えました。
ブース一覧
・血管年齢を調べてみよう！
・血糖値を測ってみよう！
・筋肉量・握力を測ってみよう！
・野菜摂取量を測ってみよう！(栄養相談)
・どんなお薬を飲んでいますか？(お薬相談)
・なんでもお医者さんに相談してみよう！(医師相談)
血管年齢測定
指先を機械に入れるだけで血管年齢が測れます。血管の弾力性が分かるそうですが、これが硬くなると動脈硬化の原因になるそう。ちなみに私は実年齢マイナス3歳でした(ほっ…)。
担当いただいた方いわく、「日ごろの運動習慣が大切です」とのこと。毎日少しずつでも身体を動かすこと、大切！
血糖値測定
糖尿病は「尿に糖が出ている」ことからついた名前ですが、実際は体内の糖が多い状態のことを指します。そのため指標として、血中に含まれる糖分の量を示す血糖値が用いられますが、なかなか家庭で測ることが難しいこともあり、常にブースには人が押し寄せていました。
筋肉量・握力測定
筋肉量が落ちると、筋肉の糖消費量が減り血糖値が上がりやすくなります。また筋肉は、食事により血液中の糖が増えた際、筋肉内に貯蔵することで血糖値を調整していますが、その調整ができなくなります。
普段の生活では、パソコンのキーボードを叩くだけ、マウスより重いものを持たない、という筋肉を甘やかしすぎる生活を送る筆者の筋肉量は…推して知るべしですね。
野菜摂取量測定
みなさんは普段、野菜を食べていますか？このブースではあなたの食生活がまる裸に…。機械に手を載せるだけで、普段の野菜摂取量がわかるとのことで、早速試してみました。
ドキドキ…
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バーーーーーーン！！
12点中4.8点…。見ている限り、この日一番低い数値でした。
野菜、食べます。
お薬相談、医師相談
当日は、薬剤師や医師の方に直接相談するブースも。多くの方にとって、専門家にゆっくり相談できる機会はそう多くありませんが、イベントではそれが可能です。
みなさん、さまざまなお悩みについて相談されていました。
また、相談ブースだけでなく、各ブースでも測定した内容について、専門家から説明やアドバイスを受けることができるのも嬉しいですね！
参加者同士で話しあう姿も…
途中、同じ会場で森本医師によるミニセミナーも実施されました。糖尿病の発病機序や合併症、予防方法などについて分かりやすく解説されており、参加された方はしばしば大きく頷きながら話に耳を傾けられていました。
まとめ
ということで今回は、日本生命病院へお邪魔しイベントの様子をお届けしました。
恥ずかしながら筆者はイベントに参加するまで、病院は病気や怪我に苦しむ人を助ける場所であると思っていました。しかし実際は、そうならないための活動も実施されていることを知り、驚きとともにその重要性を身をもって知ることができました。
みなさんのお近くの医療機関でも、同様のイベントをやっているかもしれませんので、ぜひ調べて参加してみてくださいね。
オマケ
野菜不足を痛感したので、病院のコリドーに併設されているレストランでランチをいただきました。管理栄養士と共同開発されたメニューは、見るからに栄養満点で定食ならご飯も食べ放題！ 身体も心も大満足です。
